妙福寺日記
本年4月、長年の懸案事項だった大型物置が完成しました。
完成時には総代世話人の皆様にも列席いただいて小さな式典をしたいと考えていたのですが、時はまさに新型コロナウィルス緊急事態宣言の真っ最中。加えて、完成後はすぐにこちらに荷物を移動して旧物置を空にしなければならない事情があったため、4月22日、住職と山務員の計3名で祝祷会を厳修し、早速荷物の引っ越し作業に取り掛かることにしました。
塩、米、酒で四隅を清めます。
物置内部。リヤカーごと入れるので便利です。
なかなか立派な外観に仕上がりました。
建築コストを抑えつつも妙福寺の境内にふさわしい上品な雰囲気を実現するために色々と工夫してもらいました。主な木材は飯能の良質なヒノキ「西川材」を使用。これは日頃保育園の活動でお世話になっている「きまま工房 木楽里」の井上さんを通じて仕入れたものです。また、出入口の扉はヒバの無垢材を使用しています。こちらは当初アルミの予定でしたが、私(住職)の希望を叶える形で建築屋さんが頑張ってくれました。ヒノキの柱に白い漆喰の壁、無垢の木の扉。とてもいい感じです。屋根は一般的なガルバの棒葺きですが、悪くありません。満足のいく仕上がりになりました!
幾多の困難(?)を乗り越えて、なんとかここまで辿り着けたことに感謝です。
南無妙法蓮華経