妙福寺日記
皆さんこんにちは!妙福寺の伊久美龍堅です。
「暑さ寒さも彼岸まで」とよく言われますが、近頃その言葉も当てはまらなくなってきました。
3月29日、朝のお勤めの時は大雨だったのに朝食を食べ終わって外を見てみると境内に広がる一面の銀世界。ここは本当に東京なのか…と思いながら大雪の降る中雪かきをしました。
雪一粒は地面につくとすぐに解けますが、たくさん降ってくると雪がどんどん積もっていく。私たちの煩悩もそれと一緒で、知らず知らずのうちに自分の中に煩悩が積もっていき自分のことしか考えられなくなったり、ワガママな自分になっていきます。私たちも自分の中に積もった煩悩を「心の雪かき」として綺麗にする必要があります。
心の雪かきとは南無妙法蓮華経のお題目を唱え、自分を見つめ直し、安らかな心を得て、日々の生活をしっかり歩んでいくことです。辛いことや悲しいこと、自分の思い通りにいかなかったりすることがあると思いますが、それらをしっかりと自分の中で受け止めて、自分の栄養にしていくことで私たちは成長することが出来ます。
「心の雪かき」始めてみませんか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4月1日から望月俊徳上人(写真左)が妙福寺でお給仕をしています!
望月上人は3月に立正大学を卒業したばかりの23歳です。若い風が妙福寺に吹いています!お寺で見かけた際は声をかけてあげてください!(私にも是非声をかけてくださいね!)
それでは、また。伊久美龍堅でした。